入札について

入札金額には「ひげ」と呼ばれる普通端数をつけます。ヒゲは十円単位までで、ほとんど同じ金額で端数の勝負になった 場合は、「ヒゲの差で勝った」などと言います。 それぞれの札の金額にどのくらいの差をつけるかは、個々によって異なります。相場がはっきりした古本は金額の幅が狭くなりがちです。しかし、珍しい古本で売るのが難しいような場合は、上下で数倍の差がつくこともよくあります。

ある分野の本については、相場を維持しておきたい場合は、 常に一定の相場を保って、出品する人に安心して出品してもらいたいます。そうすることで、 市場にその分野の古本が出やすくなるのです。そこをねらう場合は、ほかに入札者がいないような ときでも、下札を上札に近づけてわざと書いておきます。 逆に、ヤラズの札といって上札をとても高くする場合もあります。たとえ利益がなくても、この古本は絶対に自分が扱いたいなどといった場合にヤラズの札を使います。